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モノクロライフを総天然色生活にするブログ
カテゴリー: 考える — written by tsujio 10.07.30.(金) 00:15

「心配して損した」の「損」とは?

以前から気になっていたフレーズ、
“心配して損した”。

ここでいう「損」とは何か。
考えるに、「心配する」という行為に対して、もしくは気持に対してかかっているのだろう。
しかし、そもそも気持や行為は「得」や「損」という尺度で測るもの、測れるものなのか。

「損」を「悲しい」に置き換えてみるとわかりやすい。
「心配して悲しかった」
これならわかる。文章としても正しい気がする。
と、ここで思った。「心配して悲しかった」というフレーズは異性に対して言う場合に限られるのではないか。
それも恋愛感情が伴う場合のみに。

たとえば僕が男友達に
「なんや、そうやったんか、心配して悲しかったわ」
と言われた場面を考えてみるとギョッとする。
言われた僕は「‥‥コイツ、まさか‥‥」と思うだろうし、返す言葉もとっさにはみつからず、ドギマギして場の空気はどんどんおかしなほうへ進むだろう。

「心配する」という言葉には「あなたのことを考えて」という前提がつく。
そうか、とすると「心配して損した」というのはこういう意味か。
「あなたのことを考えとても心配していました。でも勘違いしないで下さい。私はあなたに特別な恋愛感情を抱いている訳ではないのです」
なるほど、これなら納得がいく。
 親、異性の友達、その他いろいろな心配だけど「恋愛感情がない」人に対して使える。
 「損した」というのは「勘違いすんなよ?」と同義なのだ。
 
好きな、もしくは気になる異性から「心配して損した」と言われたあなた、すでに脈はないでしょう。
※「それも照れ隠し」とポジティブに捉えるのもステキかもしれません。

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カテゴリー: 働く — written by tsujio 10.07.26.(月) 22:00

日本人の平均寿命、4年連続で過去最高

日本人の平均寿命、男性79.59歳・女性86.44歳

60歳定年ってのもそろそろやめにして、税金納めてもらわないとね。
でも、60歳越えてバリバリ働ける人たくさんいるだろうけど、高い給料もらってるだけで何もしてない人はもっと多そう。

今日会社で訃報が回覧されてきた。社員の旦那さんが亡くなったということだった。
63歳。

「まだ若いのになぁ」と思った。

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カテゴリー: 考える — written by tsujio 10.07.23.(金) 00:22

夢屋

客はまず温泉に浸かり浴衣に着替える。
湯上りに通された日本間では山から吹き下ろすひんやりした風が風鈴を鳴らしている。
卓には地物のカツオと辛口の地酒。

遠くからかすかに聞こえる鈴虫の「リリリ」という声を聴きながら腰をおろす。
くちくなったお腹を抱えほろ酔いの体を横たえると頭は膝枕。
コリコリカリカリとほじってもらうと程なく下がってくる瞼。
スースーという寝息が聞こえると女はおもむろに鈍く光る銀色の輪っかを取り出し男の頭にはめる。

隣室では年配の技師がモニタに映し出される脳波を凝視している。大きく落ち込んだ脳波が水平に戻るか戻らないかの位置に戻る。熟睡からレム睡眠に移ったその瞬間、技師はマイクで指示を出す。

インカムで合図を聞いた女は、袖の下から封筒を出す。
取り出した和紙には中央に「空を飛ぶ」との文字が毛筆で。

一刹那動きを止めた女はおもむろに体を折り曲げ男の耳に口を近づける。

「鳥、巣立ち、大空」

ささやき続ける女。

脳波がふたたび落ち込むと女はささやくのをやめ、うちわでゆるりゆるりと男をあおぐ。

脳波がレム睡眠になると
「グライダー、グランドキャニオン、たんぽぽ」

熟睡するとうちわ。
これを朝になり男が目を覚ますまで繰り返す。

空を飛びまわる夢を見た男は翌朝満足げに店をあとにする。

望んだ夢を見せてくれる「夢屋」。
一泊二食付き3万5千円ではどうでしょう。

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